
データ復旧で累計受付件数 15万件以上(※2005年5月〜)を誇るデータレスキューセンターは、九州大学様 准教授 岩崎健様よりRAID6(HDD 8TBx7台)サーバーのデータ復旧作業をご依頼いただきました。RAID6の構成が壊れてしまい7本のディスク中、3本が外部の扱いとなりドライブをマウントできずデータを読み出せない状況から28,270ファイル(約15.3TB)のデータが復旧可能となりました。
「事の発端はUPSの電源断のトラブルでした。そのUPSはもともと調子が悪く、バッテリー残量がかなり減ってる状況で、今回データレスキューセンターさんで復旧していただいたRAID6構成のサーバーと、もう1つ別のサーバーと、合わせて2台のサーバーが繋がっていました。ある日、そのUPSに突然の電源断が発生し、まずは別サーバーのほうで最初に不具合が発生しました。その時点では今回依頼したサーバーについては特段問題なく動いていましたが、その後ファンの異常が発生し、最終的にRAID6の構成自体が壊れてしまい、ディスクは認識できるようになったものの、7本のディスク中、3本が外部の扱いとなりドライブをマウントできずデータを読み出せなくなりました。
研究用の画像のデータで、顕微鏡のガラススライドの標本をデータ化したものです。仮運用でバックアップを取っていないまま2~3年運用されていましたが、スタッフに確認したところ、現実的にはもう仮運用ではない状況になっていることがわかりました。ガラススライドさえあればもう1度データ化することは可能ですが、中にはガラススライドが手元にないものや、枚数も1000枚以上ということで、0からデータ作り直すのはかなり厳しい状況でした。データを入れていたドライブはSASディスク7本のRAID6構成でした。自分達でRAIDの再構築を試みることで今よりもさらに状況を悪化させてしまうリスクもあることから、今回はデータ復旧の専門業者さんにデータを復旧していただいた上でRAIDの再構築をしたほうがいいという判断をしました。
データ復旧は高額を請求されるケースも耳にしていたので、適正な金額かつ信頼ができる業者に依頼したいと考えていたところ、九州大学内でデータレスキューセンターさんとの取引実績が確認できました。まずは現状についてメールと電話で技術者の方に相談したところ、推測される目安の費用や復旧可能な場合のリスト提示など復旧に関する対応について丁寧に説明をいただき、信頼してお任せできそうだということで実際に調査をお願いする運びとなりました。
まず、中2営業日での復旧可能という結果報告のスピードに驚きました。持ち込み時に報告予定日についてお伺いはしていましたが、データが膨大なことやRAID6構成ということもあり、実際はもう少し時間がかかると思っていたので、やはりプロの仕事はスピードが違うなと感心しました。復旧可能なデータリストで顕微鏡画像ファイルについても確認できたこと、金額についても事前に説明をいただいたとおりの堅実な額でしたので、データ復旧作業を依頼させていただきました。
業務データの復旧は失敗が許されず責任も大きいため、信頼できるプロにお任せするのが一番安心できると思い、今回データレスキューセンターさんに依頼しました。無事にデータを復旧していただき、本当に助かりました。今回の件で、バックアップの重要性を痛感しました。今回の事態をいい教訓として、仮運用であっても油断せず都度バックアップを取得するなど、堅牢な体制を構築していきたいと思います。」