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データ復旧
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データ復旧で累計受付件数15万件以上の復旧件数を誇るデータレスキューセンターは、全国数多くのお客様から高い評価をいただいています。

近畿大学 教授 古南博様

太陽光などの自然エネルギーを用いて、光エネルギーの化学的貯蔵や有害汚染物質の無害化を目指し、新規な光触媒材料の開発および新規な光触媒反応系の開拓について研究されている近畿大学 教授 古南博様より、正常に認識出来ず、フォーマットエラーが表示されるSDカードのデータ復元作業をご依頼いただきました。市販の復旧ソフトでは対応できない障害状況でしたが、データ復旧可能となりました。

障害発生時の状況をお教えください。

実験の様子やサンプルの色などを研究室のデジタルカメラで撮影していました。撮影したデータをPowerPonitやWordに張り付けて、スライドや資料にしています。今回もいつも通り撮影した後、SDカードをカードリーダーに差し込み、パソコンに取り込もうとしたところ、突然認識しなくなりました。SDカードを抜き差ししてみたり、デジタルカメラに戻したりしてみましたが、「フォーマットしてください」というメッセージが出るだけで、データを認識できない状況となりました。

データレスキューセンターをご利用いただくまでの流れをお教えください。

インターネットの口コミなどを参考にして復旧ソフトをいくつか試そうとしました。しかし、SDカード自体の読み込みができず、ソフトを試す以前の問題でした。重要なデータなので、プロの復旧業者に依頼するしかないと思い、あらためてインターネットで検索して、データレスキューセンターさんに行き着きました。
データ復旧業者をインターネットで調べてみると、データレスキューセンターさんを含め、様々な業者がヒットし、どこに依頼すればよいのか見当がつきませんでした。中には高額な費用を請求する業者もあるという噂も聞いていましたので、大変不安になり、一旦、復旧を諦めかけました。
信頼できる業者を調べていくうちに日本データ復旧協会があることを知りました。データ復旧業界の健全化を目指すということで、ここの常任理事であるデータレスキューセンターさんなら安心できるだろうと思い、今回はデータレスキューセンターさんに依頼することにしました。

SDカードにはどのようなデータを保管されていたのですか?

SDカードの中には実験時の写真など、4年分、約1000枚のデータを保存していました。SDカードに対して過度な信頼を持っていたため、特にバックアップなどは行わず、都度必要なデータをコピーするような使い方をしていました。特に変わった操作もしていないのに急に使えなくなるとは思ってもいませんでした。自分のデータ管理の甘さを反省しています。

普段のデータの管理、取り扱いについてお教えください。

大学ではデスクトップパソコンで主に仕事をしています。データは外付けのミラーリング構成のRAID HDDを使用していますので、どちらかが壊れてももう1本がある、という形で対応をしています。ノートパソコンは内蔵SSDタイプなので、このデータについては定期的に外付けHDDにバックアップをとるようにしています。
近畿大学では教職員、学生含めた全員がOfficeを使用できますので、OneDriveというクラウドにデータを保存することもあります。講義における資料配付やレポート提出などには「Google Classroom」を使用しています。これはGoogleドライブの領域を使っており、設定ミスで学生が研究データを閲覧できるようになることを避けるために、Googleドライブには研究データを保存していません。このように、研究についてはミラーリング構成のRAID HDDとOneDrive、授業関係はGoogleドライブという形でデータの棲み分けをしています。

データ復旧のご報告や対応についてはいかがでしたでしょうか?

復旧可能とご連絡いただき率直にうれしかったです。今回は、おそらく論理障害だと思っていたので、「軽度であればお値段的に嬉しいな」と思っていましたが(笑)、費用は許容範囲内でした。メールによるご説明についても、私には難しいと感じることはありませんでした。むしろ丁寧にしっかりと細かく記載して頂いたと感じました。ご説明が短すぎてよく伝わらないよりかは、長くなっても丁寧にしっかりご説明いただくほうが、状況もよくわかり、安心して検討できると思います。
いただいた復旧可能なデータリストも確認し、一番古い撮影データが復旧できていそうだったので、全体的にかなりの復旧が見込めると判断し、すぐに依頼をさせていただきました。今回は画像データだったので撮影日時で判断しましたが、フォルダ分けされた書類データなどであれば、階層ごとに提示をいただけるとのことなので、自分の頭の中にある階層の情報と照らし合わせることができると思います。
データレスキューセンターさんは詳細なデータリストを準備してくださるので、依頼するか、重要なデータが復旧できないのであきらめるか、の判断がし易いと思います。

古南様は物理化学、触媒化学が専門とお伺いしております。どのような分野なのか、また、先生の研究されている内容についてお教えください。

化学の分野は、物理化学、有機化学、無機化学の3つに大別することができます。その中で物理化学は、物質の性質や化学反応などをできるだけ物理学的な考え方で説明・解釈しようという分野です。ただし、研究が多様化・複雑化した現在は、この3分野に分けることが難しくなっています。
私はその中で光触媒を研究しています。現在、私は光触媒による分子変換、つまり、分子Aを分子Bに変える、あるいは、分子Aと分子Bを反応させて分子Cをつくる、という研究をしています。近年、光触媒は結構、ポピュラーになってきています。例えば、空気清浄器に組み込まれ、生活臭やタバコ臭の原因分子を分解して、その臭いを消してくれます。つまり、「好まざる分子を無害な分子に分解する」ということです。光触媒は本来、物質を分解するのが得意ですが、私は光触媒を使って「価値の低い分子を反応させて価値の高い分子を造る」という、「高付加価値化分子変換」を主に研究しています。

昨今、単に環境問題と言葉ではなく、「持続可能な開発目標」としてSDGsが掲げられています。化学とSDGsの関係などをお教えください。

今、SDGsがポピュラーになり、SDGsに貢献しますという宣言の意味で、17色の円状バッジを付けておられる方が増えてきました。企業の姿勢を示す意味で大変良いことだと思います。実は、1998年にポール・アナスタスとジョン・ワーナーというアメリカの研究者が「グリーンケミストリーの12原則」を提言し、私たち化学者は20年以上前からそれに取り組んでいます。グリーンケミストリーは化学者の中での行動指標でしたが、その精神がSDGsに繋がって世界規模で広がっており、うれしい限りです。少しうがった言い方になってしまいますが、「化学が社会の最先端を進んでいる」と思います。

研究されている光触媒の特徴と具体的な事例をお教えください。

光触媒機能の例として、防汚、防曇、消臭、抗菌、ウイルスの不活性化が挙げられます。応用先として、窓ガラス、外装材、テント、鏡、カーテンや空気清浄機などがありますが、多くは、単独の機能ではなく、複数の機能を活用しています。外装材の例がわかりやすいです。光触媒に紫外光が当たることにより、その表面が水と馴染みやすい「親水性」になるため疎水性である汚れ成分が付着しにくくなります。また、活性酵素が発生し、汚れ成分を分解するので付着力が低下するのでわずかな雨で流れやすくなります。例えば、中部国際空港セントレアの旅客ターミナルビルのガラスには光触媒がコーティングされています。清掃回数を減らすことができ、清掃に必要な洗浄水等が節約できるなどの効果があります。また、高速道路など設置される遮音壁は、通常、アルミニウム製ですが、京都と大阪をつなぐ第二京阪道路の遮音壁の一部には光触媒がコーティングされたガラスが使用されており、窒素酸化物(NOx)の浄化に役立っています。
新千歳空港では光触媒型空気清浄機が導入されています。もちろん邪魔になってはいけないので、目立たないところに設置されていますが、ランプが中で光っており光触媒が作用しています。結構、多数設置されていますので新千歳空港に行かれた際はぜひ探してほしいです(笑)。私たちの活動空間や生活空間に光触媒機能を利用した装置や部材が導入されてきていますので、今後、光触媒の利用はさらに増えると思います。

ウイルス対策にも光触媒が活用されているとお伺いしています。具体的にどんなものなのかお教えください。

以前、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の光触媒プロジェクトに参画させていただきました。当時、SARS(重症急性呼吸器症候群)が中国で流行し、鳥インフルエンザも含め、世界で感染症に対する危機感が増大しました。光触媒プロジェクトの研究により、光触媒作用でウイルスを不活化できることが明らかになり、技術開発が進みました。そのあとSARSが終息し、ウイルスに対する社会の関心が徐々に薄れてしまいました。
ところが、近年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に蔓延しました。プロジェクトで開発された技術には大きな感染防止効果が期待できると思います。現在、透明なシートやパネルなどで受付と客を隔てていますが、その表面に光触媒をコーディングしたものが開発されています。そこにウイルスが付着しても直ちに不活性化されるので、感染予防効果は光触媒付きのもののほうがずっと高いです。ただ、お値段ももちろん高いですが(笑)。

現在、可視光に反応する光触媒の開発を目指されているということでございますが、光触媒研究の醍醐味はどこにあるのでしょうか?

私たちの生活の中で、光触媒の存在感が増してくる、それを夢見て30年近く研究しています。現在、世界中の研究者が可視光に応答する光触媒材料を精力的に研究しており、毎年、新しい光触媒材料が報告されています。私の研究の重心は新反応の開拓にあるので、その組み合わせ(新材料×新反応)は無限大です。一種の宝探しのようで、大発見を目指して大学院生や学生と楽しく研究しています。

急速にデジタル化、オンライン化が進むなど、技術発展が目まぐるしい時代になっていると感じています。古南先生は30年以上、化学を研究されていますが、そういった時代の技術の進歩や変化についてはどうお感じでしょうか?

私が研究を始めたのは大学時代を含めると30年以上前になりますが、技術の発展は恐ろしいぐらい速いです。私たちが学生の頃は、一太郎というワープロソフトとATOK(エイトック)というひらがなを漢字に変換する入力システムが報告書や論文作成の主役でしたが、いつの間にかMacintosh(現在、Mac)が現れました。Macは画期的でした。分子構造を簡単に書くことができたり、その構造を文章内に組み込むことができたり、と化学研究者にとって非常に使い勝手が良いことを実感しました。手書きだったグラフもソフトで作成し文章内に挿入できるようにもなりました。パソコンのスペックも上がり、便利なExcelやPowerPointなども次々に現れるという、劇的な進化を楽しんでいました。さすがに、近年の超高速な進化についていくのはしんどいですね(笑)。
また、取り扱うデータ容量そのものが今はものすごく大きくなっていますよね。最初の頃は数キロバイトぐらいのファイルを扱っていましたが、今や画像がカラー化し、1枚あたりメガバイト級ですよね。現在は講義で動画も利用していますが、容量は500メガバイトぐらいになります。大容量データを処理するハイスペックパソコンが必要となっており、今は戸惑いも多い、というのが事実です(笑)。

最後にデータレスキューセンターに対するご感想をお聞かせください。

今回の依頼は土日を挟んでいましたが、データレスキューセンターさんは土日祝日も営業されているため、短期間で修復データを返送していただくことができました。中には、「土日はお休み」や「〇営業日(土日は除く)」などの会社様もあると思います。例えば「3営業日(土日を除く)」だと、結局は5日ぐらいかかりますよね。そう考えると土日も含めて対応いただけたので「早いな」とプラスの印象を持ちました。
今回、データレスキューセンターさんのご対応の中にマイナスの印象は全くありません。期待通りの修復ができたので、本当によかったです。自分のトラブルだけでなく、知り合いの方からデータ復旧の相談を受けることがあれば、データレスキューセンターさんをご紹介させていただきたいと思います。ありがとうございました。

3つのお約束

データ復旧のウソ?ホント?

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