その他様々なメディアのデータ復旧事例をご紹介。
IC レコーダー内蔵メモリからの復旧事例その1
- ●媒体
- SONY IC レコーダー ICD-PX440 内蔵メモリ 4GB
- ●障害内容
- 内蔵メモリ内に録音したデータを誤って削除した
- ●結果
- データの削除に伴い、ファイル構造情報に損傷が発生している状態でしたが、修復処置を施す事で12ファイル(約3.23GB)のデータを復旧しました。
IC レコーダー内蔵メモリからの復旧事例その2
- ●媒体
- SONY IC レコーダー ICD-UX71 内蔵メモリ 1GB
- ●障害内容
- 録音データをパソコンに保存しようと ICレコーダーをパソコンにつないだが、パソコン上で録音データが消えており、ICレコーダーの録音ファイルも消失した。
- ●結果
- ICレコーダー自体の認識が不安定な状態で、内蔵メモリの読み取りに難航しましたが、取得したイメージに修復処置を施す事で9ファイル (約1.02GB)のデータが復旧可能と判断されました。
IC レコーダー内蔵メモリからの復旧事例その3
- ●媒体
- OLYMPUS IC レコーダー Voice-Trek V-51 内蔵メモリ 1GB
- ●障害内容
- 前日の晩に不要ファイルを大量に消去し、翌日録音を始めたところ、しばらくしてレコーダーが停止していたので、再度録音ボタンを押してみたが録音が始まらず、一旦電池パックを抜いて差し直したら「初期化しますか?」との表示が出た。「キャンセル」を選択すると「メモリーに異常があります」との表示が出る。
- ●結果
- ICレコーダー自体の動作・認識が不安定な状態でしたが、内蔵メモリからイメージを取得し、修復処置を施す事で99ファイル(約1GB)のデータが復旧可能と判断されました。
サーバー用テープ媒体からの復旧事例その1
- ●媒体
- DELL 製 DLT(サーバー用テープ媒体) 80GB
- ●障害内容
- テープをドライブに挿入しても読み込まず、テープが排出される
- ●結果
- リードエラーの為、正常認識しない状態でしたが、物理的処置を施した後にイメージを取得し、構造情報に損傷に対し補正等の修復処置を施す事で、496,820ファイル(46,368MB)のデータが復旧可能。
サーバー用テープ媒体からの復旧事例その2
- ●媒体
- FUJIFILM 製 DLT(サーバー用テープ媒体) 320GB
- ●障害内容
- サーバーでバックアップソフト上からデータを呼び出そうとした際、不良メディアとみなされる。
- ●結果
- 動作不安定な状態であるもののイメージデータの取得・解析の結果、復旧に影響する構造情報の損傷もなく、18ファイル(約10.4GB)のデータが復旧可能となりました。
サーバー用テープ媒体からの復旧事例その3
- ●媒体
- NEC フィールディング製 AIT3(サーバー用テープ媒体) EF-2426 100GB
- ●障害内容
- サーバー機本体でテープが認識しない
- ●結果
- イメージデータの取得に成功し、解析の結果、復旧に影響する構造情報の損傷もなく、198,811ファイル(約27GB)のデータが復旧可能となりました。
iPod からの復旧事例その1
- ●媒体
- Apple iPod Classic A1238 内蔵HDD 160GB
- ●障害内容
- iPodがパソコンのドライブとしては認識されるが、アクセスしようとすると異音がする。ファイルを開けませんとエラーメッセージが出る。
- ●結果
- iPod内蔵のHDDに異音が発生している状態でしたが、イメージファイルの取得に成功。イメージファイルを解析し修復処置を施す事で12,871ファイル(約84.5GB)のデータを復旧いたしました。
iPod からの復旧事例その2
- ●媒体
- Apple iPod Classic A1136 内蔵HDD 30GB
- ●障害内容
- 5年前に撮影した動画をiPodのハードディスクに保管していたが、誤って削除した。
- ●結果
- 構造情報に損傷が発生しており、ファイルのヘッダー情報を元にした切り出しによる強制回収となりましたが、221ファイル(約20GB)のデータが復旧可能。
MP3プレーヤーからの復旧事例
- ●媒体
- SONY WALKMAN NW-F887 内蔵メモリ 64GB
- ●障害内容
- ハイレゾ音源ファイルと、その添付画像を誤って削除した。
- ●結果
- 内蔵メモリ全体から強制回収を行ない、修復を行なった結果、109ファイル(約4.6GB)のデータの復元に成功しました。
デジカメ内蔵メモリからの復旧事例その1
- ●媒体
- CAPLIO WG-4 RICOH 製デジカメ内蔵メモリ 70MB
- ●障害内容
- 写真データを誤削除し、その後数十枚上書き撮影をした。
- ●結果
- データの上書きにより構造情報に損傷が発生しており、ファイルのヘッダー情報を元にした切り出しによる強制回収となりましたが、365ファイル(約64.7MB)のデータが復旧可能。
デジカメ内蔵メモリからの復旧事例その2
- ●媒体
- EXILIM EX-ZS26 CASIO製デジカメ内蔵メモリ 46MB)
- ●障害内容
- デジカメで撮影後に間違えて、内蔵データのフォーマットを実行した。
- ●結果
- フォーマットに伴い、ファイル構造情報の損傷が発生している状態でしたが、修復処置および、ファイルのヘッダー情報をもとにした切り出しによる追加での回収を行い、11ファイル(約5.41MB)のデータが復旧可能。
デジカメ内蔵メモリからの復旧事例その3
- ●媒体
- CAPLIO 500G RICOH製デジカメ内蔵メモリ 26MB
- ●障害内容
- 撮影したデータがSDカードに保存されず、カメラ内蔵メモリに記録されてしまっていたので、データを取り出そうとしたが、フォーマットして下さいと表示が出てデータを取り出せない。
- ●結果
- 内蔵メモリに読み取りエラーの物理障害が発生している状態で、メモリ内の一部領域が読み取りできない状態となっており、ファイルのヘッダー情報を元にした切り出しによる回収となりましたが、50ファイル(約18.7MB)のデータが復旧可能。
ウイルスによりデータ消失したHDD復旧
- ●媒体
- 外付けHDD 1TB(BUFFALO/バッファロー製)
- ●障害内容
- サイズをカウントすると10GB程度あることになっているが、数MB程度のデータしか確認できない。
- ●結果
- ウイルス感染により、データ構造が書き換えられていました。修復処置を施すことで、書き換えられる前の状態の約1600ファイル(約4.3GB)のデータが復旧可能となりました。
ウイルスによりデータ消失したUSBメモリの復旧
- ●媒体
- USBメモリ128GB(SONY/ソニー製)
- ●障害内容
- 殆どのデータが消失し、文字化けしたファイルだけが残っている。
- ●結果
- ウイルス感染によりデータ構造が書き換えられており、構造情報に一部破損も発生していましたが、修復処置を施す事で約440ファイル(約36MB)のデータ復旧に成功。
XQDカードの復旧事例
- ●媒体
- Lexar XQDカード 35012-64GBOM 64GB
- ●障害内容
- SONY製の業務用ビデオカメラFDR-AX1で動画を撮影後、バックアップ を取らずに、XQDカード内のデータを削除してしまった。
- ●結果
- データの削除及びデータ構造部の上書きにより、構造情報が完全に損傷している状態でした。ファイルのヘッダー情報を元にした切り出しによる回収となりましたが、撮影日時情報を保った状態で29ファイル(約60GB)の動画データの復旧に成功しました。
その他特殊媒体からの復旧事例
- ●媒体
- DISK ON MODULE(CoreSolidStorage HAV40-004GR0) 4GB
- ●障害内容
- Dataフォルダ直下にあるべきファイルが全てが見当たらず、サブフォルダ内の一部データも見当たらないものがある。
- ●結果
- 電気的・機構的障害及び論理的構造の破損によるメディア損傷の為、正常動作しない状態ですが、物理的処置を施してイメージデータを取得・解析した結果、23,195ファイル(約307MB)のデータか復旧可能となりました。
仮想ハードディスクファイル(VHDX)からの復旧事例
- ●媒体
- RAID1(3.5inch HDD 2TB×2)
- ●障害内容
- RAID構成のHDD2台ともに障害が発生したため、Hyper-V上で構成していた複数の仮想ファイルが読み込めなくなった。仮想ファイルに含まれるデータファイルを復旧したい。
- ●結果
- リードエラーによる物理障害が発生しており、セクタエラーにより仮想ファイルの読み出しができない状態でしたが、物理的処置を施しながらの強制読取により、該当の仮想ファイルの読み出しには成功。 仮想ファイル内部には構造損傷が発生しており、またスナップショット機能により分割もされていましたが、結合・修復処置を施すことで正常データの復旧(164,433ファイル/97,846MB)に成功。
※媒体の種類やデータの保存形式等の違いで、上記の事例に該当しても対応できないケースもございますので、詳しくはお気軽にお問い合わせください。
データ復旧事例一覧へ