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Vol.26 データ復旧と災害対策

データ復旧と災害対策

火災で焼けて消火剤まみれになった媒体、津波やゲリラ豪雨等で浸水・水没してしまった媒体、地震の揺れによる落下や転倒で起動しなくなった媒体等、予期せぬ災害に見舞われた際に大切なデータをあきらめてしまう方も多いのではないでしょうか?
大切な情報や思い出を失わないため、災害に備えてデータの保管方法や送付前の適切な処置の方法をあらかじめ確認しておきましょう。

災害前の備え

普段、どのようにデータの保管をしているでしょうか?USBメモリや外付けHDDなどをパソコンに挿したままにしているのは危険です。
停電など急な電圧の変化で起動しなくなる、地震の際に挿しこんだままのUSBメモリのコネクタが折れてしまった、ハードディスクが机から落下した、などのお問い合わせを多数いただきます。
災害時などに限らず、USBメモリやHDDなどのデジタル機器は、いつかは壊れてしまう消耗品なので弊社では複数媒体へのバックアップをお勧めしております。

ただし、バックアップした媒体も同じ家に保管している場合は、火災や地震で全壊した場合にデータを失ってしまうことになります。
そこで、ネットワーク上のサーバーにデータを保存する事が可能なクラウドサービスも併用すると良いです。手元のバックアップだけではなく、ネットワーク上にもデータを保存しておけば、万が一被災してもクラウド上のデータは残ります。自動的にクラウド上にバックアップを取っておくソフトを利用すると手軽です。
インターネットにアクセスできる機器があれば、お手持ちのどの機器からもご自身のIDとパスワードでデータを保存・取り出す事が可能です。

自動的にクラウドにバックアップ

クラウドサービスも万全ではなく、ネットワークに障害が発生するとサービスが利用出来なくなることもありますので、失いたくない大事なデータは、バックアップを手元に置いておき、合わせてクラウド上にもデータを保存するといった「データの分散保管」という視点でクラウドサービスを利用することをお勧めします。
また、ビルの設備点検などで事前に停電することが分かっている場合や、遠くで雷が鳴りだした場合は可能な限りPCやHDDの電源を切り、コンセントを抜きましょう。

コンセント

災害に見舞われてデータが読めなくなった場合

運悪く、災害に見舞われてデータが読めなくなった場合でも諦めずにデータレスキューセンターまでお問い合わせください。
災害の直後の処置によって、その後のデータ復旧の可能性が大きく変わってきます。少しでもデータ復旧の確率を上げるために注意すべき点をご案内します。

水没/浸水(海水・雨漏り等)

飲み物をこぼした、水たまりに落としたなどの水によるダメージを受けた場合もデータ復旧が可能です。
浸水から時間が経過すると腐食が進んでしまうため、なるべく早く復旧作業を行う必要があります。
とくにハードディスクの場合は、浸水後に時間が経過して乾燥してしまうとプラッタ(データを記録する円盤部分)の表面に液体内のミネラル分などが固着してデータを復旧できる可能性が下がってしまいます。濡れたタオルなどと一緒に密閉できる袋に入れて乾燥を防ぐ必要があります。
USBメモリやSDカードの場合は乾燥しても大きな問題はありませんが、やはり時間が経過するとダメージが大きくなるのでなるべく早く作業を行う必要があります。

致命的なダメージを与える可能性があるため、濡れた状態で通電させることは厳禁です。また、水没後に乾燥した状態でも固着した成分で回路が短絡している場合があるため通電させてはいけません。

火災

火災によるダメージを受けた場合でもデータ復旧の可能性はございます。
外装が溶けてしまっている場合でも、ハードディスクの場合は中のプラッタに影響がなければ、USBメモリやSDカードは中のチップが損傷を受けていなければデータの復旧が可能です。
消火の際に濡れてしまっている場合は、水没や浸水時のときと同様に迅速な対応が必要です。

火災

雷・停電

雷や停電後にパソコンが起動しなくなったりUSBメモリやSDカードが読めなくなったりした場合は、過電流が流れてショートしている場合や、異常信号が流れてデータ領域が破損している場合があります。こういった場合でも復旧の可能性は十分にあります。
障害が軽ければある程度動作する場合もありますが、正常動作しない状況で操作すると状態が悪化する危険が高いので通電させないようにしましょう。

ショート

地震(落下/振動)

地震後にデータが読めなくなった場合は、機器が物理的に損傷している可能性が高いです。そういった場合でも、データを記録しているチップやプラッタが無事であればデータの復旧は可能です。
物理障害が発生している場合は通電させることでダメージが大きくなる危険性が高いため、起動しないことを確認したら再度通電させることは避けてください。通電させずに放置している場合は、内部の状態は基本的に変化しないので、火事や浸水のように急いでデータ復旧作業を行う必要はありません。そのため、起動しなくなって数年後の媒体からのデータ復旧も対応可能ですが、浸水の疑いが少しでもある場合は急ぐ必要があります。
また、USBメモリの端子が折れている場合に端子をまっすぐにしようと力を加えた結果、よけいに端子を痛めてしまうケースが多いので、曲がってしまっていても元に戻さないようにしましょう。

3つのお約束

データ復旧のウソ?ホント?

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