岩手大学 准教授 小野寺英輝様によるお客様の声|RAID6(HDD4台構成)NASハードディスク データ復旧

お客さまの声

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岩手大学 准教授 小野寺英輝様

岩手大学 准教授 小野寺英輝様

岩手大学 准教授 小野寺英輝様よりRAID6(HDD4台構成)NASハードディスクのデータ復旧作業をご依頼いただきました。リードエラー、システムエリア障害等が発生していましたが、約10万ファイル(約275GB)のデータが復旧可能となりました。

●ホームページ :https://www.se.iwate-u.ac.jp/

データレスキューセンターをご利用いただくまでの経緯をお教えください。

今から4カ月ほど前に突然RAID6(HDD4台構成)NASハードディスクに接続できなくなりました。リセットなどいろいろと試してみましたがどうにもならず、また後で確認しようとそのまま保管していまして、新年度になるタイミングで大学講義で使う資料等を復旧したいと思い、インターネットでデータ復旧会社さんを検索しました。
データレスキューセンターさんはデータ復旧可能なリストをご提供いただけるという点がとても良いなと思いましたし、会社の方針や実績などについても目を通した上で安心できる会社だと判断して依頼させていただきました。

過去にこのようなデータ復旧を必要とするトラブルの経験はございましたか?

7~8年ほど前に同じくNAS(RAID)HDDの調子が悪そうだということでメーカーへ返送したところ、輸送時のトラブルで物理的に破損してしまい、最終的に物理的な破損からのデータ復旧をしたことがあります。その時は大学生協が支払いまで全て対応をしてくださったのですが、データ復旧可能なリストの提示などはなく、できる範囲で復旧したものがこれですという形でハードディスクが送られてきました。幸いにして、ある程度必要なデータは復旧できていましたが、やはり事前に復旧できるファイル名などの確認ができればいいなと思いましたので、今回はデータ復旧可能なリストを提供いただけるデータレスキューセンターさんに依頼をすることに決めました。

どのようなデータを保管されていたのですか?

今回のRAID6(HDD4台構成)NASハードディスクは私専用のデータ記録媒体で、授業・講演会の資料や原稿、実験のデータを保管していました。先ほどお話した壊れたNAS(RAID)HDDと同じぐらいの時期からの使用開始だと思いますので10年弱ぐらい稼動していると思います。安全対策をRAID6を利用していることがある種のバックアップになると思っていた部分はありました。

普段のデータ管理や取り扱いについてお教えください。

私は講演なども多いので、持ち運び用のノートPC にはその時に使う動画データだけを入れています。講演内容に関する文章はデスクトップPCのファイルのコピーをUSBメモリに保存しノートPCに挿して使用することで、講演から数カ月の間はバックアップを含めて複数ファイル残す形にしています。また、普段から1年間はノートPCのHDD等に残しておいて年度が終わったらNASハードディスクに移す運用をしておりました。

報告や復旧可能リストの提供などについてはいかがでしたでしょうか?

RAID6(HDD4台構成)NASハードディスクということである程度の覚悟はしていましたが、やはり単体のHDDよりも費用はかかるなというのが第一印象ではありました。ただ、データレスキューセンターさんの特徴でもある復旧可能なデータリストの提供をいただけたことで、実際に戻るファイル名などをしっかりと確認した上で、復旧作業を依頼するかどうか検討ができる安心感は非常にありがたかったですし、データ移行用の媒体を調整いただくなど、出来る範囲でこちらの希望に近い形への確認もしていただけましたので、データ復旧という業務以外のデータレスキューセンターさんの対応についても感謝しております。

小野寺先生が所属されている岩手大学工学部やコースの特徴についてお教えください。

岩手大学は岩手の中心の盛岡駅から2キロ程度のところにキャンパスがあります。今は5学部がそこにまとまって一つになっているため、統一されたキャンパスだと言うことができます。理工学部の大きな特徴としては、今年から若干改組になりまして、理工学部理工学科という一つの学科のみで、その中でコースに分かれるシステムになっています。1年生の段階では専門科目をほとんどやらず一般教養の形の講義を受け、2年生になる時に審査がありますが、専門コースとして他のコースが希望であれば移ることもできるため、ミスマッチが少ない学科選択、コース選択ができるようにカリキュラムが変わりました。また、私が所属している学部は今年から機械知能航空コースと名前が変わっていますが、今までの一般的なものづくりとしての機械、制御系、それからコンピューター関係のプログラミングはもちろん、実際に航空に携わった先生方が主導となって航空系の研究も行うコース構成になっていることも大きな特徴です。

小野寺先生の研究室の特徴についてお教えください。

私の研究室は自然エネルギー系の研究室です。学生が行っているのは風力エネルギーですが、トレンドの大型の風車ではなく、どちらかというと小型の風車を中心に据えています。大型の風車は非常事態で停電になった時は感電を防ぐために全部の発電を止めなければなりません。その時に小型風車でそれぞれの場所で発電をして必要な電気を賄うシステムが作れれば非常用に自然エネルギーが使えるという考え方で小型風車の研究をしています。
学生の主な就職先としては、風車に直接関係がある就職をする学生は数年に1人ぐらいでしょうか。ごく一般的な会社に勤めている方も多いのですが、私の研究室から大手航空会社の航空機整備関係に就職した学生が今4人います。もう一つ、日本原電という原子力関係の設備等の会社にも私の研究室から4人行っています。航空機整備の会社に行ったのは私の研究室からだけなのでそういった意味で機械知能航空コースの中では結構珍しい研究室かもしれません。

ご専門は流体工学とお伺いしております。主だった研究や活動についてお教えください。

自然エネルギーをある程度普及させなければならないことは事実かと思います。今、風力発電は全電力量の1%程度しかなく、これをもう少し広めていきたいのですが、大型風車から発生する音や振動などが周りの方々に不眠や体の不調を起こす原因になっていることが問題になりつつあります。原因となる騒音・振動などについて、どういう伝わり方をしているのか、どういう状況になるとそれが悪化することになるのかといったことも大型風車に関しては研究をしています。
今、洋上風力という海の上の風力が着目されてはいますが、逆に陸上では前述したような人に対する影響が出ている場所と出ていない場所があります。その違いを明らかにすることで地上でそういう問題が起きないところが明確になれば、環境公害が少ないような風車の設置の仕方ができるようになり、普及を進めることができるのではないかと私自身は考えています。

最後にデータレスキューセンターに対するご感想をお聞かせください。

中1日ぐらいで調査結果を報告していただくなど非常に早い対応をしていただきました。それに加えて、復旧可能なデータリストで「このデータが復旧できる」ということが分かり非常にありがたかったです。諦めて新しくデータを作り直すか、あるいは必要なデータが戻るのであればコストをかけるかの決断ができましたので大変助かりました。
復旧していただいたデータについては、別のNASハードディスクにデータをコピーしました。データレスキューセンターさんから送られてきたUSBメモリもそのまま残していますので、バックアップがある状態で今は運用しています。何か有事の際にはデータレスキューセンターさんに相談したいと思います。ありがとうございました。

※お忙しい中、快くインタビューに応じていただいた小野寺英輝様に心よりお礼申し上げます。

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