写真データを削除したSDカードからのデータ復元をご依頼いただいた
ダイハツディーゼル西日本様によるデータレスキューセンターの評価

お客さまの声

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ダイハツディーゼル西日本株式会社様

ダイハツディーゼル西日本ロゴ

船舶および陸用ディーゼルエンジン・ガスタービンの販売からメンテナンスに至るまで一貫して手がけられているダイハツディーゼル西日本株式会社様からSDカードのデータ復元をご依頼いただきました。
再撮影による上書きが発生していましたが、ファイルのヘッダー情報をもとに1,771ファイル(約3.7GB)の写真データの復旧に成功しました。

●所在地:福岡県福岡市東区多の津2丁目3番1号
●設立年月日:昭和 43年(1968年)8月22日
●URLhttp://www.ddni.co.jp/

障害発生から弊社に依頼されるまでの経緯をお教えください。

普段使用している社内のデジタルカメラでいつものように工事の記録写真を撮影していたのですが、前日、前々日の写真をカメラ上で確認したところ数日前のデータが消えていることがわかりました。なくてはならない非常に重要なデータでしたので、エンドユーザーにも状況を報告。以前にもデータレスキューセンターさんで認識しないSDカードのデータを復旧していただきましたので、今回も迷わず問い合わせをしました。

今回ご依頼いただいたSDカードはどのようなデータが保存されていたのでしょうか?

官公庁、自治体から発注される工事を受注し施工する中で工事の記録写真を撮影していますが、成果物として残さないといけない重要性の高い写真が保存されていました。基本的にはすべての工事が終わってから成果物として工事写真帳を提出しますが、一つの現場で何百枚と撮影することもあり、日々の写真データはかなり膨大になります。

写真が膨大な枚数になるとのことですが、写真データの管理方法をお教えください。

会社のPCはUSBメモリやSDカードを外部メモリーとして認識しない仕様になっていますので、手軽にPCにデータを保存できる環境ではありません。その為、光学メディアでのデータ保存、保管がメインになります。もちろん撮影した写真は定期的にバックアップを取っていますが、1日に1度バックアップをしていてもダメだったという状況もあると思いますので、「この頻度でバックアップを取っていれば絶対に安心」というものでもないのが難しいところです。なお目に見えるメディアへの対策としては、SDカードもフラッシュメモリで書き換え回数が決まっていて寿命があると認識していますので、今回のことも踏まえ古いSDカードに関しては買い替えを検討しています。

弊社の電話対応、来社時の対応はいかがだったでしょうか?

御社に問い合わせをしたのが12月26日の朝でしたが、記録写真のデータが無くなっていることをエンドユーザーに説明し、復旧を試みることを伝えていました。その際、できるだけ結果を早く知り、万が一の際は状況に応じた対策を考えなければならないということで、データレスキューセンターさんに「年内にデータの受け取りをしたい」と相談したところ、エクスプレスコースについて説明を受けました。
具体的な費用や対応時間の詳しい説明も受けることができ、年内の受け取りも可能性があると分かりましたのでエンドユーザーにも確認しました。年内にデータが復旧できるなら安心感を得ることもできますし、無理な場合は別の対応を考えなければならない為、今回は最短6時間で調査結果報告をいただけるスーパーエクスプレスでの対応をお願いすることにしました。
持ち込みできたのが12月26日の夜営業時間ギリギリのタイミングで、年内の営業が翌日27日までと伺っていたので本当に間に合うのか、本当に復旧ができるのか不安な気持ちもありましたが、それ以上に信頼と安心感をもってお願いすることができました。

お持ち込みいただいた後、ご報告までの対応はいかがでしたでしょうか?

27日の早朝、8時半頃に電話で復旧可能なこと、希望としているデータが出ていそうだと報告を受けました。なるべく早い返事をもらいたいと思っていましたが、昨日持ち込んだ時間もデータレスキューセンターさんの営業時間ギリギリでしたので、まさかこれほど早く結果の連絡をいただけるとは本当に驚きでした。
メールでいただいた復旧可能なデータリストで、希望していたデータが復旧出来ていそうなことが確認でき、費用も事前に説明を受けた通りの金額だったのですぐに復旧依頼をかけさせていただきました。
エンドユーザーには「自分が持ち込めるのは26日の営業時間ギリギリになるので、運が良ければ27日の午前中に結果がもらえるかもしれないですね」とお話していたのですが、データレスキューセンターさんから連絡を頂いてすぐに復旧可能と伝えたところ、先方も非常に驚いていて「早い対応で本当に良かった、すごいですね!」と言っていただけました。特に年末でしたので、この報告の速さは非常に助かりました。

復旧作業のご依頼からデータのお受け取りまで、またスーパーエクスプレスコースでの対応はいかがでしたでしょうか?

昼に復旧作業完了の報告をいただき、15時前にはデータの引き取りも完了しました。その後、会社のPCですぐに復旧データを確認することができました。持ち込みをしてから受け取りまでスピーディーに対応していただいて本当に感謝しかありません。時間もない中、丁寧に説明していただき、十分理解した上で依頼することが出来ました。割増費用に見合った対応で費用面も大変満足しています。
お客様に御迷惑をおかけしてはいけないという大前提がありますので、緊急時に迅速に対応できる窓口があるのは非常にありがたいです。今回、営業時間ギリギリでの持ち込みでしたが、翌日の朝一での報告という考えうる最短での対応をしていただきました。エクスプレスでの対応を実際に経験すると通常コースの時間を待てないです(笑)。よほど時間に余裕があるとき以外は今後もエクスプレスでの対応をお願いすることが増えると思います。

ダイハツディーゼル西日本株式会社様はダイハツディーゼル株式会社様の製品販売及びアフターサービスを主たる業務として創立、2018年には創立50周年を迎えられています。主力製品である船舶の推進用・発電用ディーゼルエンジン、ビルや工場にエネルギーを供給する為の陸用(定置式の発電機及びポンプ用)エンジン等の製造など、日々の業務についてお教えください。

当社のエンジンは大きく分けると「船用」と「陸用」の2つのカテゴリで活躍しています。主力は船舶用のディーゼルエンジンの販売、アフターメンテナンスです。船舶用エンジンは、船の動力を生み出す「プロペラ推進用」と船内の発電機の動力用に使用したりする「発電用」の2種類の用途があります。そういったエンジンが陸上用の非常用発電機や、ポンプ駆動用に使用されており、私の業務は陸上用のディーゼルエンジンのメンテナンスになります。
陸用の非常用の発電機、ポンプ用のエンジンのお客様は官公庁、自治体がほとんどです。陸用の機器は昨今災害に対する意識の高まりを受け、需要が高まっています。台風や大雨等の災害時に非常用の発電が重要になることはお分かりいただけると思いますが、ポンプ用エンジンも人名と財産を守るのに非常に重要な役目を担っています。雨が降り川が増水すると本流の川に支流の川から水が流れ込み水が溜まっていきますが、支流から流れ込む水の行き場がなくなれば堤防が反乱して浸水被害が発生します。そういった危険箇所に大きなポンプを設置し、支流から本流へ無理やり水を送り込むことで災害を未然に防いでいます。
我々は市民の命や財産が失われないように、自治体とともに日々努力しています。

設計・開発から製造、販売、メンテナンスに至るまで一貫して御社グループで対応されていますが、ディーゼルエンジンは製品の使用期間が非常に長く、エンジンの利用は約20~30年続き、その間、保守サービスや純正部品の迅速な供給が必要かと思います。長年にわたるアフターサービスの中で、やりがいや苦労などをお教えください。

お客様が困っていることに対して我々が持てる技術等で解消して喜んでいただけることに一番やりがいを感じます。
陸用エンジンは災害対策の非常用として導入している部分が多いため使用頻度は多くありませんが、いざ災害のときに動かないことが一番困る重要な機器です。梅雨と台風シーズンは災害が起きやすい時期ですので、シーズンが過ぎた10~11月以降にメンテナンス業務が集中する傾向があります。もちろん、定期的にメンテナンスを行っているものがほとんどですが不具合が出ているものもあります。そういった場合に迅速に対応して無事にエンジンが動くようになった際はお客様に非常に感謝されますし、その分やりがいや喜びも大きいです。
大変な点をあげるとすると、船舶用エンジンと陸用エンジンのお客様ではディーゼルエンジンに関する知識に差があるため、わかりやすい説明を行うことにいつも苦心しています。船には必ず機関長がいらっしゃり、海技士の国家資格を取得されています。資格を取得する段階でディーゼルエンジンの構造や仕組みを勉強されているため、ある程度エンジンの知識を持たれており、説明時の部品の名称は通じることが多いです。しかし、陸用エンジンのお客様である官公庁、自治体の方々はそういった専門家ではないため、エンジンの知識はほとんどありません。そのため、なにかトラブルが起きた際に「こういう部品交換が必要です」「こういった整備が必要です」と説明しても難しい言葉ではピンと来ない。我々の作業が適正かどうか、知識のない方にはなかなか判断しづらいのです。言葉を噛み砕くだけでなく、生活の中の身近な例えを使うなど、わかりやすくご理解いただけるように説明することが重要だと思っています。
専門的な知識を要する仕事をしている以上、それに対して対価を支払っていたくお客様には仕事の正当性をご理解いただいた上で対価を支払っていただきたいという気持ちを常にもっていますので、お客様がご納得いただくまで時間をかけて何度でも説明をさせていただきます。

ダイハツディーゼル株式会社様は2000年以降に出荷したエンジンは全て国際海事機関(IMO)のNOx規制を満足しており、常に環境規制に対して対応を進めておられます。2020年から国際海事機関(IMO)の定める船舶の燃料油硫黄分濃度規制(SOx規制)が強化されるなど、今後も世界的に環境規制が活発になっていくと思われますが、さらなる環境負荷低減への対応や方針、課題等があればお教えください。

環境への取り組みはあらゆる事業分野において最重要視される項目となっていますが、課題をクリアするためには日々新しい技術を開発していくしかありません。
従来は海上よりも陸上の規制の方が厳しいものでした。船舶は常に海にいるわけではなく、必ず何処かの港に着岸します。地続きではありませんが、着岸した際に船の規制がなく、排出ガスの規制をクリアしていないものを使用していいのかという考えがまず生まれていました。そこから陸上の方に準ずる規格を合わせていこうとなり、徐々に厳しくなった規制は今は船舶のほうが陸上の規制よりも厳しくなってきています。
我々はその一番厳しい高いレベルに照準を合わせていますので、何処の海上・陸上で使用しても問題ありません。また、新しい規制に関しては基本的に何年先にどういった規制ができるといったガイドラインは見えていますので、我々は努力をし常にお客様に提供していくというスタンスです。1から作るものに関しては規制値がクリアできるように開発を進め、従来の機器に対しては改良や付属機器を導入することで規制をクリアできるように日々開発と提供を行っています。もちろん、エンジンの利用は長期に渡るものも多い為、あまりに古い機器に関しては抜本的に技術的に追いつかないものもあります。そういったエンジンに関しては新しいエンジンへの換装を勧めることもありますが、可能な限りエンドユーザー様の要望に応える形で規制をクリアできるようにしています。

最後にデータレスキューセンターに対するご感想をお聞かせください。

ダイハツディーゼル西日本様

今回本当にスピーディーに対応していただき感謝しかありません。おかげさまで業務への支障も最低限で事なきを得ました。データレスキューセンターさんは土日も営業されていますが、平日の営業時間も遅い時間まで対応されています。今回は平日夜遅くの利用でしたが、前回利用時は土日に持ち込み対応を行わせていただき、こちらも非常に助かりました。
昨今は働き方改革など労働のあり方が見直され、営業時間を長く取るのも大変な中で会社としての努力が素晴らしいです。名称に「レスキュー」という単語を使用されていますが、その言葉に間違いはないと思います。今回はたまたま早いタイミングでトラブルに気がつくことができましたが、もし気が付かずにそのまま使用を続けていれば御社にお願いするタイミングもずれていたでしょうし、もしかしたら上書きが進んで復旧できるデータも少なくなっていたかもしれません。そう考えると非常に運がよかったです。トラブルを起こさないことが一番ではありますが、有事の際には信頼のおけるデータレスキューセンターさんにまたご相談したいと思います。本当にありがとうございました。

※お忙しい中、快くインタビューに応じていただいたK様、ダイハツディーゼル西日本株式会社様に心よりお礼申し上げます。

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