帝京大学 教授 宮原俊之様によるお客様の声|ノートPC(SSD)データ復旧

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帝京大学 教授 宮原俊之様

帝京大学 教授 宮原俊之様

帝京大学 教授 宮原俊之様よりノートPC(SSD)のデータ復旧作業をご依頼いただきました。機械的・電気的障害により起動しない状態でしたが、約54万ファイル(約390GB)のデータが復旧可能となりました。

●ホームページ :https://www3.med.teikyo-u.ac.jp/

データレスキューセンターをご利用いただくまでの経緯をお教えください。

今回お願いしたレッツノートはメインで使っているパソコンです。ある日突然BIOSまでしか立ち上がらない状態になってしまい、システムのチェックツールをかけたところストレージにエラーが出ました。「データはもう無理かな」と思いましたが、パソコン自体は保証期間でもあったため、無料の修理の手配をしようとレッツノートのサポートページを見たところ、データレスキューセンターさんのデータ復旧サービスが特別価格で受けられる紹介が目に留まりました。特典1、2とありましたが、私の場合は両方が使えるため安くデータが復旧できるかもしれないと思い、まずはデータレスキューセンターさんに依頼してみようと思いました。

どのように利用されていたのですか?

レッツノートは元から非常にハイスペックなパソコンですが、さらにカスタマイズすることが可能ですので、私は20年近く前からレッツノートを愛用しています。私の場合、スペックを向上させ、授業資料、文書作成、論文執筆などの他に、教育・研究として必要な動画編集までをこのパソコンで行っています。ノートパソコンとしての持ち運びの利便性もあります。日本ではまだまだWindowsの環境が優位ですし、作業によってパソコンを使い分けるのも大変なので、このレッツノートに落ち着いています。

過去にこのようなデータ復旧を必要とするトラブルの経験はございましたか?

パソコン関係のトラブル経験は多々ありますが、データ復旧を試みたことは今回が初めてです。今まではデータ復旧は高額のサービスということで諦めてきましたが、今回はレッツノートの特典でデータ復旧が特別価格で利用できるとのことで、それであればこのようなサービスを1回使ってみるのも良い経験かなと思い、依頼させていただきました。

普段のデータ管理や取り扱いについてお教えください。

一般企業に勤めていた頃は、そもそも業務データは持ち出すことはできませんし、サーバー上で管理されているため、仕事上自分が使っているパソコンのハードディスクが故障しても、大した痛手はありませんでした。自宅のパソコンが故障した時にはプライベートのデータがなくなるということで痛手でしたが、先に述べたようにそこは高額なのであきらめていました。大学に所属してからは自分で全てを管理することが求められますので、パソコンは壊れるものという前提でバックアップを頻繁に取ったり、パソコンのローカルディスクには重要データは保存せず、常に外部のディスクやクラウドサービスに暗号化やパスワードを設定した状態で保存するようにしています。

データ復旧の報告や対応についてはいかがでしたでしょうか?

今回は、タイミング的には、バックアップとバックアップの間のトラブルでした。そのため復旧できると嬉しいなと思うデータがありました。もちろん暗号化されたデータです。いただいた復旧可能データのリストには非常に多くのデータ名が記載されており、検索したところ、その該当のデータが確認できたので、最終的にデータ復旧作業を依頼させていただきました。もし復旧できないなら新たに作成することを考える必要があり、復旧できるならなるべく早く復旧してほしいと思っていたところ、今回は1週間もかからないスピード感で復旧していただき、大変ありがたかったです。

宮原先生は帝京大学の高等教育開発センターにご所属でございますが、高等教育開発センターの特徴についてお教えください。

高等教育開発センターは、高等教育における教授法、教育課程、教育評価等の教授システムに関して調査・改善すること、ファカルティ・ディベロップメントを推進することを目的とした組織です。そのため、教職員の能力開発のために様々なことを実施しています。ファカルティ・ディベロップメントとは、教員等が教育の質的向上を図るために組織的に取り組む活動のことです。その大きな取り組みの一つに教員研修があります。例えば、初めて大学の先生になった人に対して、大学の先生はどうあるべきかというところからスタートして、シラバスの書き方、大学成績のつけ方、授業の組み立て方などを学ぶための研修があります。国立大学には必ずこのようなセンターがあって教員支援を大規模にやっていますが、私立大学では、センター所属の専任教員がいるところは少数です。帝京大学の場合はそこに早くから取り組み始め、経営陣の理解も深く、積極的な活動をしている特徴があります。

宮原先生がそもそもこのような研究を目指すきっかけはどんなものだったのでしょうか?

私はもともと高校の数学の教師になりたくて、教員免許も取得しましたし、教員採用試験も受験しました。しかしながら、教師になる前にまずは広い世界を見たいという思いが最後に勝り、大学卒業後、民間企業に就職をしました。その後、ベンチャー企業に転職をして地方のIT技術者を育成するプロジェクトに関わる中で、人の育成や支援の意義を再認識し、私立大学の専任職員として教育界に戻ってきました。その大学での業務の中で、これもたまたまなのですが、eラーニングの授業を導入するプロジェクトにメインとして参画することになりました。ただ、情報技術については詳しかったですが、eラーニングについては何も知らない状態でしたので、きちんと勉強したほうがいいと思い、調べていたところ、熊本大学大学院にインストラクショナルデザインに基づくeラーニングの専門家養成する教授システム学専攻ができることを知り、1期生として、社会人学生として自費入学しました。大学院を修了し博士の学位を取った後、現在の本務校である帝京大学高等教育開発センターの初代センター長よりインストラクショナルデザインに基づく教授設計支援を行っていきたいというお話をいただき、2016年に帝京大学に着任し、今に至ります。

宮原先生の主だった研究や活動について教えてください。

私は専門が教育工学/インストラクションデザインが専門なので、学習者の学びを促進するためには教える側としてどのようにすればよいのか、そしてそこにICTをどう活用していくことでさらなる効果・効率を実現することができるのかというところが研究の中心になります。大学などの教育機関の先生に限らず、人に何かを教えたり伝えたりする立場には誰もがなる可能性がありますから、多くの人に関係するといっても良いかもしれません。手当たり次第にはできませんが、私がやれる範囲で大きくやっていきたいと常々考えています。また、最近話題の生成AIについても、もちろん視野に入れています。社会生活が日々変わることにあわせて、教育方法も見直し続ける必要があります。教育の本質を見失わず、守るべきものを守りつつ、新しい技術や価値観と向き合いながら、教育方法をどう進化させ、学習者により深い学びを提供できるかを追求することに、大きな情熱とやりがいを感じています。

最後にデータレスキューセンターに対するご感想をお聞かせください。

「お客様の声」にて他の先生方もおっしゃっていますが、こういったトラブルに関しては信頼の置ける業者さんにお任せできるかが一番重要です。いわゆるセンシティブなデータなども含め重要なデータが少なからず入っているため、信頼の置ける会社でなければ依頼が難しいのですが、データレスキューセンターさんはパナソニックさんが公認している会社ですし、実際にホームページを拝見するとセキュリティマークも取得されている、そして「お客様の声」でこれだけの多くの大学関係者がインタビューを受けていることがありましたので、そういった意味でも安心してお願いすることができました。
今回初めてデータ復旧というサービスを利用しましたが、時間や安全性等を含めデータレスキューセンターさんの対応は非常によかったので満足しています。今後も何かあればお願いしたいと思います。

※お忙しい中、快くインタビューに応じていただいた宮原俊之様に心よりお礼申し上げます。

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