ディスプレイについて

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ディスプレイについて

ディスプレイについて

ディスプレイとは、コンピュータなどの機器から出力した情報を表示する装置で、モニターとも呼ばれています。かつては、パソコン用のディスプレイは、大きくて重いブラウン管のCRTディスプレイが主流でした。技術の進歩により液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどの薄型タイプのディスプレイへと移り変わっています。
現在では、省スペースで消費電力が少なく価格も抑えられた液晶ディスプレイが主流となっています。

ディスプレイの歴史

CRT(ブラウン管)ディスプレイの登場

1897年にドイツのカール・フェルディナント・ブラウンがブラウン管(CRT)を発明しました。ブラウン管の最初の試作品は電位差を表示する「オシロスコープ」で、現在のようなディスプレイとしての利用ではありませんでした。その後ブラウン管を応用したテレビが発明され、1954年にはアメリカでカラーテレビの放送が行われました。
一方、パソコンが普及し始めたのは1970年台から1980年台初期の頃で、すでにテレビの技術が進んでいたため、同じくブラウン管を使ったCRTディスプレイが使用されていました。当時のディスプレイは、キャラクタディスプレイと呼ばれていました。「キャラクタ」は文字という意味で、その名の通り、単色の文字を表示する機能しかありませんでした。

CUI(キャラクタ・ユーザ・インターフェース)とGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)の画面

画面全体を画像として出力するほどの性能がコンピュータ側になかったため、画面に表示する文字の情報だけをキャラクタディスプレイに渡して、ディスプレイ側が描写を受け持つ仕組みとなっています。コンピュータ側の負荷は少ないものの、ディスプレイ側で情報を持っていない漢字や記号、絵などは表示することができませんでした。

キャラクタディスプレイの画面
現在のキャラクタディスプレイの画面

当時のパソコンは現在とは異なり、画面上に文字だけが表示されてキーボードのみで操作するCUI(キャラクタ・ユーザ・インターフェース)環境で使用されていたため、キャラクタディスプレイでも問題なかったのです。

画像出力装置

1977年にはAppleがApple IIを発売し、画像出力装置が標準で搭載されます。
画像出力装置が搭載されることで、コンピュータ側が最終的な表示画像を描写し、ディスプレイ側はその画像を表示するだけという、現在と同じ役割分担になりました。そのため、コンピュータが描けるものであれば、何でもディスプレイに表示することが可能となりました。Apple IIで、グラフィックを扱えるようになったため、ゲームも数多く発売されます。

GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)

その後、1984年にAppleがMacintoshを発売します。搭載されたOS「System1.0」では、現在のパソコンと同じようにマウスでアイコンを操作するGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)環境がサポートされ、アイコンとマウスで直感的に操作できるようになりました。
1991年にはWinodows3.1が発売され、1980年代末期からフルカラーのCRTディスプレイが普及し始めました。

CUI(キャラクタ・ユーザ・インターフェース)とGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)の画面

1990年台に入ると、CRTディスプレイはより高解像度化、多色化が進み、1990年台終盤にかけて、普及し低価格化も進みました。

ディスプレイの歴史

液晶ディスプレイ(LCD)への移行

液晶ディスプレイの写真液晶画面搭載のノートパソコンは日本で生まれました。
1989年7月に東芝からDynaBookが世界初のノートPCとして発売、また同年10月にNECからPC-9801n(98ノート)が発売されました。この時の液晶ディスプレイはまだ白黒表示のみとなっています。カラー液晶ディスプレイは、1991年発売のNEC製PC-9801NCに搭載されたのが世界初でした。

ただ、当時のカラー液晶ディスプレイは高価でPC9801の価格は598,000円とかなり高額だったようです。そのため1990年代における液晶ディスプレイ市場は、ノートPCがメインで、一般的なデスクトップPCには従来のCRTディスプレイが使用されていました。

2000年台に入ると、パソコンの主流はノートPCになり、デスクトップの出荷台数を上回る状態となります。液晶ディスプレイも大型化、小型化が進み、デスクトップ用の液晶ディスプレイも登場し、急速に普及しはじめます。2006年にはデスクトップPC用のディスプレイの国内出荷台数のうち、99.7%までが液晶ディスプレイとなり、CRTディスプレイから置き換わるようになりました。また2010年台にはいるとスマートフォンやタブレットPCなどにも使用され、あらゆる分野で液晶ディスプレイが主流となりました。

プラズマディスプレイ(PDP)

プラズマディスプレイの写真1993年に初めて商品化されたプラズマディスプレイは、放電による発光を利用しており、大型化・薄型化が可能でした。
ディスプレイの主流が、ブラウン管から薄型ディスプレイへと移り変わる2000年台後半、薄型テレビの覇権を液晶ディスプレイと争うことになります。当時の液晶ディスプレイは、低コストで小型化に適しており、プラズマディスプレイは、高画質で大画面に向いていると言われていました。液晶ディスプレイの大型化、高精細化技術の進歩は著しく、対してプラズマディスプレイは、価格が高く、消費電力も大きいなどの様々な要因も重なり、2014年までには主要メーカーは全て撤退することとなりました。

有機ELディスプレイ(OLED)

有機ELディスプレイの写真有機ELディスプレイは現在の主流となっている液晶ディスプレイに代わる次世代の薄型ディスプレイとして期待されています。CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイが当初テレビから技術革新が進みだしたのに対し、有機ELディスプレイはスマートフォンやカーナビなどの小型のディスプレイから普及しはじめています。
また、OculusやPlayStation VRといった、頭に装着するVR用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)でも、有機ELが使用されています。

液晶ディスプレイよりも薄型化、消費電力に優れていますが、現在ではまだ価格が高いというデメリットがあります。ただコストについては、技術革新や普及によって製造コストが下がる可能性があるため、いずれは液晶ディスプレイにかわって主流のディスプレイに代わるかもしれません。

今回紹介した以外にも、電子ペーパー、量子ドットディスプレイ、透過ディスプレイ、マイクロLEDなど、ディスプレイ分野では新たな技術が登場しています。
パソコンには時代によって様々なディスプレイが使用されてきました。古いPCのディスプレイで画面が映らなくなった場合でも、データレスキューセンターならデータ復旧が可能です。データ復旧に関して困ったことがありましたらお気軽にご相談ください。

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