ハードディスクのデータ復旧専門企業によるHDDの解説【データ復旧ならデータレスキューセンター】

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ハードディスクについて

ハードディスク(HDD)の歴史概略

商用ハードディスクドライブ(HDD)の始まりは、1956年に出荷されたIBMのディスク記憶装置からとされています。大型冷蔵庫2台分のサイズにも関わらず記憶容量は4.8MB程度でした。当時、HDDは巨大で扱いにくい装置であり、事務所や家庭で使われることはなく、データセンターや大きな事業所といったそれに適した保護された環境でのみ運用されていました。

1980年代の初期頃でも、HDDは8インチまたは14インチのプラッター(ディスク/円板)を持つため、装置用のラックまたは巨大な床スペースを必要としていました。そのため一部屋丸ごとがハードディスクに埋め尽くされてしまうという話もあったそうです。

HDDの小型化が進み利用が広まるようになったのは、1980年にSeagate Technologyが発売した5.25インチのハードディスクドライブからと言われています。ただし数十万円程度と一般に流通する価格でもなく、まだオフィスなどの一部での利用でした。

1981年にパーソナルコンピュータとして登場したIBM PC及びその互換機が普及し始めてから、あわせてハードディスクドライブの値段も下落し続けることになり、時代を経てWindows95/98発売時は10GBのHDDが数万円程度まで値下がりしています。

その後1990年代の半ばからインターネットが一般に広まり、従来のテキストファイルや文書ファイルに加えて、画像や音楽やビデオなどの1ファイル当りの容量の大きなメディアファイルもパソコンで利用されることになり、内蔵のハードディスクドライブの容量は数十GB以上のものが流通しはじめました。

2015年現在ではデスクトップPCのハードディスクドライブの主流は1TB〜3TBであり値段も1万円程度となっていますが、ノートPCではSSDへの移行が進み、HDDを搭載しないモデルも増えています。

ハードディスクのメーカー

昔のシステムベンダー(IBM、日立、富士通、NEC、CDC、HP、DECなど)は、HDDも内製していましたが、技術革新が進むとともに次第に専業メーカーの時代となっていきました。パソコン等の復旧とともに市場規模も年々拡大していくことで、業界寡占化も進展し、主要メーカーとして10社程度まで絞込みされていきましたが、単価の下落速度も速いこと、またスマートフォン等の携帯メディアの登場によりHDD需要が従来通りの伸びを示さなくなってきたことなどから、主要HDDメーカーは次々と撤退(あるいは買収・統合)されていき、現在(2011年時点)ではHDDメーカーは事実上3社(Seagate、Western Digital、東芝)に絞られています。この3社からさらに絞られることはあっても、新規参入により増えることはもうないだろうとも言われています。

ハードディスクのメーカーの歴史

一般的に、パソコンのメーカー自身が中のハードディスクドライブも作っているわけではなく、別のメーカーから仕入れたハードディスクドライブを組み込んでいます。BuffaloやIOデータなどが販売している外付けハードディスクも、中身は別のメーカー製のハードディスクドライブが入っています。

ハードディスクドライブを製造、販売しているメーカーはあまり数が多くありません。現在、主流のハードディスクメーカーは「WesternDigital(ウエスタンデジタル)」「Seagate(シーゲート)」「東芝ストレージデバイス」の3社しかありません。過去には多くのメーカーが存在しましたが、業界再編が進んで、吸収や合併で多くの企業が消滅したためです。

HDDメーカーの歴史

初のハードディスクはIBMが製造、販売していました。最初のモデルは冷蔵庫ぐらいの大きさのモデルで、数MBの容量しかありませんでした。 規格が統一され、1980年代以降、一般家庭にパソコンが普及するにしたがって、ハードディスクメーカーが乱立するようになります。1990年代には、10社以上のメーカーがハードディスクを製造していましたが、多くのハードディスクメーカーは撤退、もしくは他社への事業売却を強いられることになります。

一時期は世界トップレベルのシェアを誇っていたQuantum(クアンタム)というメーカーは、2001年にMaxtor(マックストア)にハードディスク部門を売却しています。Maxtorは2005年時点で世界シェア3位の大手メーカーとなりますが、2006年にSeagateと合併して消滅しています。また、韓国系のSamsung(サムスン電子)も最近までハードディスクを製造していましたが、2011年にSeagateにハードディスク部門を売却しています。

元祖ハードディスクメーカーのIBMのハードディスク部門も、2003年に同じくハードディスクメーカー部門を持っていた日立製作所に売却されます。 その際にハードディスク部門は分社化され「日立グローバルストレージテクノロジーズ」通称HGSTとなります。その、HGSTもその後の経営不振により2012年にはWesternDigitalに買収されて子会社となります。その際に会社の正式名称も「HGST」に変更しています。WesternDigital傘下の子会社ですが、現在でもHGSTブランドでハードディスクの製造を行っています。

日本でなじみのある名前だと、かつては富士通がハードディスクを製造していました。ノートパソコンに使われる2.5インチタイプのハードディスクでは高いシェアを持っていましたが、経営悪化により同じく、2.5インチタイプを主力としていた東芝ストレージデバイスにハードディスク部門が売却されました。2009年の出来事です。東芝ストレージデバイスは現在でも小型HDDに強く、2.5インチタイプでは世界トップで、さらに小さい1.8インチタイプでは独占状態になっています。

歴史をさかのぼってみると、多くのメーカーが経営不振でハードディスク部門を売却した結果、3つの会社に絞られたことがわかります。現在、タブレットやスマートフォンが普及し、ノートパソコンでもハードディスクではなくSSDを搭載するモデルが増えるなど、ハードディスクの需要の減少傾向にあります。SSDメーカーも含め、今後はさらに業界再編が進むかもしれません。

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